松下幸之助  「道をひらく」  5日目
おはようございます。


今週は、松下幸之助さんの 「道をひらく」 を特集しています。






 「道をひらく」 P219から引用




 
自他ともの真の繁栄への道は


 本当はもっとも平凡なところにある


      みんなが納得する


      しごぐあたりまえのところにある





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




幸之助さんの言葉をまとめれば・・・





物をもらえば、ありがとう。
お世話になったら、すみません。


と、言うように


これらは
人間としてなすべき、もっとも平凡な
もっともあたりまえのことである。




ところが
これらに手前勝手な理屈がつきはじめると


平凡なことが、何やら
難しいこととなって
何をなすべきか右往左往。


つまりは
自分なりの都合のよい道を求めての
ことであろうけども


自他ともの真の繁栄への道は
本当はもっとも平凡なところにある。


みんなが納得する
しごぐあたりまえのところにある。


別にむつかしく考える必要は無いではないのか。





というような事が書かれていました。





これはどこにでもよく起こることで


夫が妻に、妻が夫に
親が子に、子が親に
上司が部下に、部下が上司に
先生が生徒に、生徒が先生に
店主が客に、客が店主に
政治家が国民に、国民が政治家に


すべてに手前勝手な理屈がつき始めて
簡単な事がややこしくなってゆき
次第に誰が責任を取るかどうかまで
話はこんがらがってしまう。




たとえば
子供の教育に関心のない親が
学校に何でも押し付けておいて
先生がその子のことを思い
たった一度ほほをぶった所
烈火のごとく
「うちの子に何をするんだ」と
いうクレームになり


教育委員会だ、マスコミだと騒ぎ立て
教師の責任問題にまで発展し
学校の中では
体罰禁止令が出て
生活を守らなければならない先生たちは
責任問題に発展しそうな問題に
面と向かって取り組まなくなってしまう。




これはあくまでも例え話ですが
このような事は
どこにでも起こっている事なのではないでしょうか?




このように
自分の都合が入ったとたん
あれこれと手順やルールが生まれ
まわりに負担が生まれ


そのことが気になってしまい
その無駄な事を
こなしてゆく事だけに全力を注いで


本当にしなければならない
大事な事が見えなくなって
日は暮れてゆき


残ったのは
疲労感と、虚しさだけで
また明日がやってくる。




このような生活の中から
仕事に対する張り合いや、充足感を見つけることが
なんだか一大事な事になってしまう。




本当に何が必要なのか
何が無駄な事なのか


大切な事はいつも
子供にでも分かるようなところに
ある気がします。






[本日のポイント]



  
大切な事は 


    子供にでも分かるくらい


            平凡なところにある







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




松下幸之助さんのこの本は
下の本の画像の所にも書いてますが
1968年に出版された本で
今年で40年になるんですね。




1968年といえば


その4年前の1964年に
東海道新幹線が開通し
その10日後に
東京オリンピックが開かれ


68年に
川端康成さんがノーベル文学賞を受賞し
アポロ8号は、月の地平線から昇る地球の写真を撮り
3億円事件と呼ばれることも起こり


その2年後の1970年に
ビートルズは解散し
大阪万博が開かれました。




何が言いたいのかというと
40年たったいま


文化文明は進歩してゆくが
人が考える事の本質は、あまり変わらないんじゃないか
ということを
この本から学べるような気がします。




ですので
幸之助さんのように
大切な事は何か?という、本質を考えてながら
あまり回りに流され過ぎず
生きてゆくことで
“自他ともの真の繁栄への道”
というものが見えてくるんでしょうね。






今週も最後まで読んでいただきまして


本当にありがとうございました。




皆様にとって


素敵な週末になりますように。








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【2007/02/02 09:17 】 | 松下幸之助 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
松下幸之助  「道をひらく」  4日目
おはようございます。


今週は、松下幸之助さんの 「道をひらく」 を特集しています。






 「道をひらく」 P144から引用




 
どんな仕事でも


 世の中の人々が求めているものでなければ


       その仕事は成り立つものではない





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




幸之助さんの言葉をまとめれば・・・





どんな仕事でも
世の中の人々が、求めているものでなければ
その仕事は成り立つものではない


だから “自分の仕事” というのは
ほんとうは、世の中にやらせてもらっている
“世の中の仕事” である。


ここに仕事の意義がある。


それを忘れたら
それは野心となり、小さな自己満足となる。


その仕事が今後、伸びるかどうかは
世の中が決めてくれる。


世の中の求めのままに
自然に自分の仕事を伸ばしてゆけばいい


大切な事は
世の中にやらせてもらっている、この仕事を
誠実に、謙虚に、熱心に
精いっぱいに答えることである。





というような事が書かれていました。





    だから “自分の仕事” というのは
    ほんとうは、世の中にやらせてもらっている
    “世の中の仕事” である。


    それを忘れたら
    それは野心となり、小さな自己満足となる。




いつも仕事をするとき
この事を考えるんです。


これは、“野心” なのか、“志” なのかと。




“野心” が少し混じっているぐらいの “志” も
人情から考えれば、そんなに悪いものでもないが


その心が “野心” だけになった瞬間から
なんでもアリの世界になってしまう。




その世界の後には何が残るのだろう。




その世界の行く末に何があるのだろう。




仕事をしているとき
いろいろな事が起こるとき
苦しいとき、悲しいとき
何かを見失いそうになるとき




いつも、この事を考えるんです。




そう、“志” は羅針盤なんです。






[本日のポイント]



  
“世の中の仕事” という “志” が


   いつも “力” と “知恵” と


          “勇気” を与えてくれる







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




この本の中で、幸之助さんは
よく “繁栄” という言葉を使われます。


つまり
“世の中に求められる仕事をする”
(そういった “志” を持つ)
という言葉の向こうにあるのは


本当の意味での
日本の “復興” と “繁栄” という
幸之助さんの見たい
世界だったんだなぁと思います。






それでは今日も


皆様にとって


素敵な一日になりますように。







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【2007/02/01 09:37 】 | 松下幸之助 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
松下幸之助  「道をひらく」  3日目
おはようございます。


今週は、松下幸之助さんの 「道をひらく」 を特集しています。






 「道をひらく」 P99から引用




 
大事な事は、まず


  自分で自分を評価するということである





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




幸之助さんの言葉をまとめれば・・・





自分のした事を、他人が評価をする


褒められる場合もあれば
けなされる場合もある


一喜一憂は人の世の習い


賛否いずれもありがたい
わが身の戒めと受け取りたい


だがしかし大事な事は
まず自分で自分を評価するという事である


そのためには
素直な自問自答をくり返し行うこと


そしてそこから真の勇気がわく
真の知恵もわいてくる





というような事が書かれていました。





いまの時代
他人の評価や価値観は
まわりからだけではなく


メディアを通しても
様々な評価、価値観が、山のように押し寄せて


油断すると
“何が自分にとって" 良いものか、そうでないかという
基準が分からなくなってしまいます。


気が付いたときには
それまで “当たり前だ” と思っていたことも
実は、“他人が決めた価値観だった” ということもしばしば・・・




自己不在の人生にならぬよう
そして、“自分を正しく知る” という意味で


まずは、自分の事を自分で評価して


それから
もし分からない事があったり
知りたい事、聞いてみたい事があったときは
素直な気持ちで
まわりの意見に耳を傾けていく


そうやって、まわりからではなく
自分の中から答えを出すというのが
大切なんですね。






[本日のポイント]



  
自分にとって大切な事は


     いつも自分の心が知っている


            だから 自問自答する







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




自問自答といえば
一人でジックリと
自分の心を内観(見つめてみる)することで
見えてくるというイメージですけど


意外と人と話をしているときに
相手の話題で
相手に必要な話をしているつもりが


じつは自分にとって
役立つ話だったり、気づかされたり
といった事もあります。


どうやら
自問自答の形も、様々あるようですね。





それでは今日も


皆様にとって


素敵な一日になりますように。







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【2007/01/31 09:15 】 | 松下幸之助 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
松下幸之助  「道をひらく」  2日目
おはようございます。


今週は、松下幸之助さんの 「道をひらく」 を特集しています。






 「道をひらく」 P70から引用




 
ものの道理については真剣に叱る


  また真剣に叱られるということは


     人知を超えた人間としての


      一つの大事なつとめではあるまいか





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




幸之助さんの言葉をまとめれば・・・


 
人は、お互いに叱るのも、叱られるのも
あまり気持ちの良いものではない


これは一つの人情でもある


しかし
人情と人情が絡み合って
マアマアの、ウヤムヤにすることで
叱りもしなけば、叱られもしなくなったら、どうなるか




モノの見方、考え方が甘くなり
そこに弱さと、もろさが生まれてくることになる


ものの道理については、真剣に叱る
また、真剣に叱られるということは


人知を超えた人間としての
一つの大事なつとめではあるまいか




叱られてこそ
人間の真の値打ちが出てくるのである


叱り、叱られる事にも
お互い真剣でありたい





というような事が書かれていました。





真剣に “叱る” 、 “叱られる” というのは
大変、作法のいる事だと思います。


「叱られる方」 には
自分の事を棚にあげず
素直に聞き
改善点があれば、すぐさま取り掛かる
柔軟さ。


「叱る方」 は
己の感情に任せずに
大切な事のみを、的確に伝える
自己のコントロール。




ともすれば
我々は、なんでも都合の良い様に考えたり
なるべくなら、触れずに済ませたいと思うものです。




しかし、こういう時こそ
見て見ぬふりをせずに
問題点に真摯に向き合う事で
学ぶ事が、多そうなのは
「叱られる方」 のような気がしますが


意外と 「叱る方」 にも
叱る立場ならではの、学びがあります。




つまり人は
互いに役割を演じながら
自分の新たな可能性を
見出しているのでしょう。


その為には
真剣さが必要なんだと思います。





[本日のポイント]



  
お互い真剣に叱り 叱られてみる


        すると 互いに成長できる







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




大人になれば
叱られるという事が、メッキリ少なくなります。


おそらく人は、昔も今も
なんでもウヤムヤで済まそうとする所は
変わらないんでしょうね。
(そこが日本人の良さでもあると、思います)


だからと言って、何でもかんでも
叱れば良いという訳でもないんですが


大人になった今こそ
真剣に叱ってくれる人を大切にし
自分も、真剣に叱れる人でありたいと
思うのです。






それでは今日も


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松下幸之助  道をひらく  1日目
おはようございます。


今週は、松下幸之助さんの 「道をひらく」 を特集いたします。






 「道をひらく」 P10から引用




 
それがたとえ遠い道のように思えても


     休まず歩む姿からは必ず新たな


             道がひらけてくる





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




今週から、 松下電器産業という国内ブランドを築き上げ
改良ソケットはじめ、家庭に家電をという気持ちから
様々な商品を提供し続けた松下幸之助さんの
「道をひらく」 の中から
お気に入りの言葉を紹介したいと思います。




この本に書かれていることは、主に


  ●運を切り開くため
  ●日々新鮮な心で迎えるために
  ●ともによりよく生きるために
  ●困難にぶつかったときに
  ●自信を失ったときに
  ●生きがいのある人生のために
  ●国の道をひらくために


という内容です。




幸之助さんの言葉をまとめれば・・・


 
自分には、他の人には歩めない
自分にだけの、与えられた道がある


けれど
他人の道に心を奪われ、思案に暮れて立ちすくんでいても
道は少しもひらけない


ともかく、この道を休まず歩む事である


それが遠い道のように思えても
休まず歩む姿からは、必ず新たな道がひらけてくる


そして
深い喜びも生まれてくる





というような事が書かれていました。





私たちには生まれたときからの
与えられた道があり


その道を、休まずに歩み続ける事が
その道を、ひらき続けることが


人生に、深い喜びをもたらすんだと・・・




この本を読んでいると
松下幸之助さんという人は
「哲学家なんだなぁ」 と思ってしまいます。


一つの判断にも、その哲学から来る根拠があり
ただ闇雲に、利益追求するのではなく
商品をお客様に提供する事は
“社会にとって” どのような利益をもたらす事になるのか


なぜ我々は生きているのか


なぜ我々は働かなければならないのか


などのような事が書かれています。




人生の “道をひらく” という事は


幸之助さんのように
“志” という羅針盤を持って


自分に合った歩み方を大事にしながら


時に迷い、時に憂い
時に憤り、時に喜びながら


一歩ずつ、一歩ずつ、成長して行き


死ぬその瞬間まで
歩み続ける事なんでしょうね。




常に心しておきたい事です。






[本日のポイント]



  
“志” という羅針盤を持って


   自分に与えられた 人生をひらく事が


         この世に 生まれてきた意味







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




ちなみに、松下幸之助さんは
1989年(平成元)4月27日にお亡くなりになられました。


そして、手塚治虫さんは
1989年 2月9日


美空ひばりさんは
1989年 6月24日に


昭和から平成に変わったこの年
昭和の、物心両面から支えたお三方は
新しい時代こそ


「本当に幸せな時代になって欲しい」 


と願い
自分の道をひらき終えたのかもしれません。


そんな先輩方の “志” からは
いまでも学ぶ事が
沢山あるように思います。




それでは今日も


皆様にとって


素敵な一日になりますように。







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【2007/01/29 10:25 】 | 松下幸之助 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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