若松義人  「1行」でわかるトヨタ流   3日目

失敗の評価は成功の後でする







おはようございます。 
今週は、若松義人さんの 「1行」でわかるトヨタ流
を特集いたします。






「1行」でわかるトヨタ流  P124から引用




 
   その失敗は君の勉強代だ





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




若松さんの言葉をまとめれば・・・



 
ある社員が、上司の許可を得てした仕事が失敗した。
いまの価値で言うと、数千万円の金額の損害を出してしまった。
上司は、「お前の責任だ」と言った。
社員は、当時の社長、豊田英二の所へ、一人で謝りに行った。
豊田英二はこう言った。


「それで、その実験の理屈はわかったのか」


社員が「はい、わかりました・・・・」と言うと、豊田英二は




「わかればいい、その失敗はお前の勉強代だ」




と一言だけ言って、いっさい責めることはしなかったという。




トヨタは昔も今も、安易な失敗は許さないが
新しいことに挑戦した上での失敗は別扱いとしている。
責任追及よりも、二度と同じ失敗をしないための
改善を優先する風土がある。


大切なことは失敗を責めることではなく
失敗から学ぶ姿勢があるから挑戦できるし
新しいものを生み出せると言うわけだ。




新しいこと、経験のないことに挑戦すれば
多少の失敗は仕方のないことだ。
その失敗をいちいち責めていたら、人は育たない。


失敗したら、「なぜ」をキチンと調べ
二度と同じ失敗をしないようにする。
その失敗を記録に残すことで、みんなが共有できるようにする。


それが、「失敗から学ぶ」 ということだ。
それができれば、失敗も貴重な勉強の場へと変わる。





というような事が書かれていました。






新しい挑戦には、失敗が付き物。
なぜなら、誰もやったことが無い事をするのだから。


新しいアイデアや、発想には、批判が付き物。
なぜなら、新しい常識は、いつも非常識なところからやって来るから。




何かに対して、問題意識や、行き詰まりを感じる人は
何かを思いつく可能性がある。


その可能性は、まだ誰も見たことのないものだから
道のりがまだまだあやふやで、ボンヤリしている事もある。
(中には、ハッキリと明確に見えることもあるが)


あやふやで、ボンヤリしているからこそ
失敗もするし、見ている人から批判もされる。


でもその失敗したことの経験値は
何事にも変えがたい、確かさになってゆく。


そしてその確かさを、数値に置き換えたり
記録に残しておくことで
自分と同じような挑戦者たちに
さらに新しい失敗をできるようにしておくことで
そこには、進歩と発展がもたらされる様になる。








[本日のポイント]



  
失敗と言う 結果を生み出し続けることで


 進むべき道がハッキリと輪郭を見せ始めてくる


  その先に 求めているものが待っている







今週も最後まで読んでいただきまして


本当にありがとうございました。


皆様にとって


素敵な週末になりますように。






「1行」でわかるトヨタ流 「1行」でわかるトヨタ流
若松 義人 (2006/04/20)
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若松義人 3日目







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【2007/07/06 08:08 】 | 若松義人 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
若松義人  「1行」でわかるトヨタ流   2日目

必要なものと そうではないもの







おはようございます。 
今週は、若松義人さんの 「1行」でわかるトヨタ流
を特集いたします。






「1行」でわかるトヨタ流  P124から引用




 
安易に流行を追うな





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




若松さんの言葉をまとめれば・・・



 
ロボット化、IT化に限らず、流行の経営システムなど
企業は流行に、安易に飛びつく傾向がある。


しかし、たとえどれだけ優れたものでも
自社導入には、それなりの改善が欠かせない。


自社の風土や、ニーズを考えた上で
何を取り入れ、何を捨てるのかを決める。
そして自社なりの知恵をつける。


それができれば十分な効果が期待できるが
改善しないまま流行を追って導入したものは
効果が出ないばかりか
現場を混乱させることが少なくない。





というような事が書かれていました。






大切なことは


全ての物事に “意味” と “効果” があること。




“意味” と “効果” が無く
ただ何となく、雰囲気で流行に流されてしまった後に残るのは
お金の掛かった、“虚しさ” であること多い。








[本日のポイント]



  
流行はあくまでも世間でおこった事


  自分に必要かどうかを考え


    必要であれば導入し


      不必要であれば


        流行に流されない勇気が必要







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。







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【2007/07/04 19:38 】 | 若松義人 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
若松義人  「1行」でわかるトヨタ流   1日目

悪い状況が「考える力」をつける







おはようございます。 
今週は、若松義人さんの 「1行」でわかるトヨタ流
を特集いたします。






「1行」でわかるトヨタ流  P32から引用




 
「困らないこと」 は 困ったことなんだ





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




今週は、宮城生まれで、トヨタ自動車に入社後
大野耐一さんのもとで
「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努め
92年にカルマン株式会社を設立し
西安交通大学の客員教授も勤め
数々のトヨタに関する著作を書き続けている
若松義人 さんの「1行」でわかるトヨタ流 の中から
お気に入りの言葉を紹介したいと思います。






若松さんの言葉をまとめれば・・・



 
「たくさんの人と設備と材料を持ってモノをつくるのは
 誰だってできることで、いともやさしいことだ。


 だが、人もいない、設備も無い、材料も無い状態で
 「さあ、モノをつくってみなさい」と言われると
 はなはだ困った状況に追い込まれたということになる。


 どうやって人を上手に使おうか、とまらない設備にしようか
 不良(品)の出ないつくり方をしようかと
 あれこれ知恵をめぐらせなければモノはできてこない。


 この困った状況が、取りも直さず
 創意工夫の生まれる土壌になる。」




これは、大野耐一氏の言葉だ。


ないない尽くしから、トヨタ生産方式が生まれたように
困っている中から作られたモノこそが
世界に通用する競争力と品質を持つ商品になる。
それが大野氏の考えでもあり、トヨタ流でもある。


人は、困らなければ知恵が出ない
だからこそトヨタ流は、難しい課題を与え
困った状況に置くことで知恵を出させようとする。


そこで必死になることが
良い知恵、良いモノ、よい成長につながっていく。





というような事が書かれていました。






“「困らないこと」 は 困ったことなんだ”
ということは


安定していて、現状のままでも何も困らない
変わる必要の無い、成長する必要の無いこと


創意工夫も、知恵を出すことも求められない環境


そのうち人は、その変わらなくても良い環境に
安心してしまうようになり


やがて、創意工夫や、知恵を持つ者を
自分たちの安定を脅かす、迷惑なもののように思うようになる。




この、思考の停止した状況、人間の怠け心こそが
常に、戒め続ければならない
“内なる敵”という事なんでしょうね。








[本日のポイント]



  
“「困らないこと」”は 成長の無いこと


   “「困ること」”は 成長のチャンス


       いま どちらが必要なんだろう







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。







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【2007/07/02 19:45 】 | 若松義人 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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