最終回  バルタザール・グラシアン  「賢人の知恵」  3日目

最終回  人生の目的とは?







おはようございます。 今週も、バルタザール・グラシアンさんの 
「賢人の知恵」 を特集いたします。






「賢人の知恵」  P226から引用





    楽しく過ごす





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




バルタザール・グラシアンさんの言葉を再び引用すれば・・・




実際問題として、楽しむ事ほど大切な事はない。
本当の意味で人に与えられているものは時間だけで
しかも貧富に関係なくみんな平等に与えられているのだ


その貴重で価値ある時間をつまらない雑務に費やすのは愚かなこと。
それで出世でもできると思うのだろうか。


立身出世のために押しつぶされたり
人生を踏みにじられたり
精神を抑圧されたりしてはいけない。





というような事が書かれていました。






この本、「賢人の知恵」は


1章 人とのかかわりについて
2章 駆け引きについて
3章 会話について
4章 知性について
5章 自分自身について
6章 才能について
7章 成功について
8章 人生について


の、全8章・240の格言からなる、賢く生きてゆくための本です。


今回は、第8章の「人生について」からです。




これまでこのブログでは様々な方々の価値観や
考え方などを紹介してきました。


これらすべてを紹介してきた、このブログの基準は




「人生は楽しむものだ」


「そのために役立つ価値観や考え方を紹介しよう」




というものでした。


人生とは
楽しんで、味わって、分析して、適切な質問をして
仮説を立てて、トライ&エラーの実験を繰り返して
改善点を見つけ出し、創意工夫を積み重ねて


そして
新しいステージへ1歩、1歩と
歩んで行くもののような気がします。




そのようなプロセスに役立つ先輩たちの言葉を
自分なりの見方で集めて紹介し
役立ててもらえればと紹介してきました。


もちろん、これまで紹介してきた以外にも
皆さん一人一人に役立つ本は、必ずあると思いますので
続きは、皆さんの手でいろいろな本に触れて
探してみてください。




というわけで今回の
バルタザール・グラシアンさんの 「賢人の知恵」で
「 あの人の歩き方 〜 ほんの1g〜 」は終了いたします。


今回のようなスタイルでは、終了いたしますが
また違うスタイルで、何か表現する事があるかもしれませんので
またその時は、よろしくお願いいたします。








[本日のポイント]




人生は 楽しみながら 味わって 成長するもの







最後まで読んでいただきまして


本当にありがとうございました。


皆様にとって “素敵な人生” となりますように。








バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵 バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵
バルタザール・グラシアン (2006/12/20)
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【2007/09/05 15:46 】 | バルタザール・グラシアン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
最終回  バルタザール・グラシアン  「賢人の知恵」  2日目

業績と名声を手に入れる方法とは?







おはようございます。 今週は、バルタザール・グラシアンさんの 
「賢人の知恵」 を特集いたします。






「賢人の知恵」  P177から引用





    役割以上のことをする





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




バルタザール・グラシアンさんの言葉を再び引用すれば・・・




任務に必要とされる以上の技能を発揮しよう。
どれほど高い地位についても、それを上回ろうとする熱意が必要だ。


度量の大きい人は発展を続け、真価をさらに高めていく。
一方、器に小さい人はすぐに能力の限界に達してしまい
その後は業績も名声も萎縮し始めるのだ。





というような事が書かれていました。






この本、「賢人の知恵」は


1章 人とのかかわりについて
2章 駆け引きについて
3章 会話について
4章 知性について
5章 自分自身について
6章 才能について
7章 成功について
8章 人生について


の、全8章・240の格言からなる、賢く生きてゆくための本です。


今回は、第6章の「才能について」からです。




与えられた事だけを、する。
言われた事だけを、こなす。
指示があったから、動く。


スタンドプレーを望まない環境の場合であれば
こういう“ リアクション ”でもかまいませんが


大方の場合、その場その場での
臨機応変さで行動する人は、重宝されるものです。


では、その臨機応変さは、どこからもたらされるのでしょうか?




それは
自分以外の状況にも目を向け、意識しているかどうかだと思います。




周りにも関心を持ちつつ、意識をしながら
自分の役割をキチンと果たし
常に考えられる事柄を想定しておくと
自分の受け持ち以外のことでも、何かあった場合
すぐに対応もできますし


なにより意識が
仕事などを一方的に、与えられる立場から
管理する立場などの、目線の高い、意識にシフトしていきます。


自分の役割以上の事にまで
口を挟んだり、“ でしゃばる ”必要はありませんが
静かに意識を高く持って、仕事などに臨むことは
自分の可能性を飛躍的に伸ばす事になります。




その事を、バルタザール・グラシアンさんは


“度量の大きい人は発展を続け、真価をさらに高めていく。
 一方、器に小さい人はすぐに能力の限界に達してしまい
 その後は業績も名声も萎縮し始めるのだ。”


と、言っているのだろうと思います。




役割以上のことにまで意識を向けて
あらゆることを想定し
様々な対応策を自分なりに用意しておく事ができる人は
いざという時に、とっさの対応ができるので
当然、発展してゆく可能性が高いのです。










[本日のポイント]




一見 無駄な事のように思えることも


長期的な視点で考えれば


自分を色々な立場に立って考える事のできる


人間に育て上げられる事になる







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。








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【2007/08/29 15:39 】 | バルタザール・グラシアン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
最終回  バルタザール・グラシアン  「賢人の知恵」  1日目

人付き合いのポイントとは?







おはようございます。 今週は、バルタザール・グラシアンさんの 
「賢人の知恵」 を特集いたします。






「賢人の知恵」  P30から引用





    人を正しく判断する





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




今週は、1601年生まれで、17世紀スペインの哲学家で
イエズス会修道士、著述家でもあり、その作品は、後の
ニーチェや、ショーペンハウエル、森鴎外などといった
古今東西の文化人に多大なる影響を与えた
バルタザール・グラシアン さんの「賢人の知恵」 の中から
お気に入りの言葉を紹介したいと思います。






バルタザール・グラシアンさんの言葉を再び引用すれば・・・




人を見誤ってしまうのはたやすく、しかも最悪の事だ、
粗悪品をつかまされるぐらいなら、ぼられたほうがまだいい。
人の場合はなおのこと、中身を吟味する事が不可欠だ。


知恵を持っているからといって
人を理解する能力に長けているとは限らない。


感情のヒダを探り、性質を見分けることは重要な能力だ。
書物を研究するように、人もじっくり観察しよう。





というような事が書かれていました。






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3章 会話について
4章 知性について
5章 自分自身について
6章 才能について
7章 成功について
8章 人生について


の、全8章・240の格言からなる、賢く生きてゆくための本です。


今回は、第1章の「人とのかかわりについて」からです。




人生において力を発揮するのは
才能もありますが、人との関わり合いも非常にパワフルです。


当然、“自分にとって良い友人”に囲まれた人生は
人生の喜びをもたらしてくれるでしょう。


では、そのような友人にめぐり合うには
どうすれば良いのでしょうか?




それは、引用の1番最後にあった、「観察」する力が必要です。


自分にとって良い友人とは何でしょうか?


同じ共通点だったり、趣味趣向、価値観など
いろいろな基準があると思いますが
何事にも、ベースになるのは
“自分にとって”という事だと思います。


つまり、良い友人に囲まれるには
まず“自分自身のこと”をもっと知らなければ
“自分にとって”、誰が相応しい人なのかが
判断しにくいという事です。


自分の事(性格・価値観・基準など)を良く知り
そしてどのような人と付き合いたいかを考え
色々な人との出会いの中から
“自分に合う”人と、お付き合いをし


そして、自分も
相手の立場に立ちながら、“相手にとって”も、よき友達であるよう
力になったりしながら


トライ&エラーの繰り返しで
人は、人間としての成長をしてゆくのだと思います。








[本日のポイント]




まずは 己を知ることから始めよう







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。








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【2007/08/27 12:43 】 | バルタザール・グラシアン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
齋藤孝  「天才になる瞬間」  3日目

「不快な刺激」をプラスに転換する







おはようございます。 
今週も、齋藤孝さんの 、「天才になる瞬間」 を特集いたします。






「天才になる瞬間」  P55から引用





「不愉快な刺激」→「怒り」→「仕事や作品」


 というように プラスに変換できてこそ


  天才の領域に突き抜けることが可能になる





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




齋藤孝さんの言葉をまとめれば・・・




「これはできないだろう」・「きみにはムリだ」


といった、低い評価を下された経験は
誰にでも1度や2度はあるのではないでしょうか。
しかし、不愉快な刺激をエネルギーに変えてしまえる人間であれば
天才の領域にブレイクスルーできるのかもしれません。

そこで紹介したいのが、皆さんも良くご存知の“手塚治虫”。


作品というよりも、1つの文化を創出した“マンガの神様”は
いかにしてブレイクスルーを果たしたのでしょうか?




手塚治虫は自著「ぼくのマンガ人生」でこう語っています。




「8月15日の大阪の町を見て
 あと数10年は生きられるという実感がわいてきたのです。
 ほんとうにうれしかった。
 ぼくのそれまでの人生の中で最高の体験でした。
 それがこの40年間、ぼくのマンガを書く支えになっています。

 
 つまり、生きていたという感慨
 生命のありがたさというようなものが
 意識しなくても自然に出てしまうのです。
 そのくらいショックだったわけです」




戦争を体験した世代の多くは
この不快な刺激をエネルギーに変えて
日本の経済や産業の発展に尽くしてきました。


手塚治虫もまた、戦争をくぐり抜けたことで
明確な方向性を見つけ出したのです。


「不愉快な刺激」→「怒り」→「仕事や作品」というように
プラスに変換できてこそ、天才の領域に突き抜けることが
可能になるのです。




そしてデビューしてからも、手塚に新たな不愉快さが襲います。
それは、「手塚の時代は終わった」と、ささやかれた時期でした。


その頃は、「あしたのジョー」などのスポ根マンガの大ブレイクや
一方では「ハレンチ学園」といったエロティックなマンガも
少年誌に登場するようになっていました。


手塚自身、このような作品を作ることもできるという
自負はあったでしょうが
「手塚は手塚らしい作品を作るべきだ」というのが
当時の雑誌編集者や、手塚ファンの子供達の要求でもあったのです。


作ろうと思えばいくらでも作れるという自負と
それが許されないか状況というのは
これまた、「不愉快な刺激」であったに違いありません。


しかし、その「不愉快な刺激」を天才は見事に作品で変換して
読者に提示してみせました。
それが“手塚マンガの復活”と絶賛された傑作
「ブラック・ジャック」だったわけです。


スポ根マンガのように、1本のストーリーで
引っ張ってく作品が多い中で
「ブラック・ジャック」は1話完結。


しかも、ワンパターンではなく
1話1話に込められたバックグラウンドや
メッセージのレベルが極めて高い。


あの作品を手塚治虫は毎週1本のペースで描いていたわけですから
奇跡的にも思えてきます。





というような事が書かれていました。






世の中が自分の思うように何でも変えていけたら
これほど便利な事はありません。


なぜそう思うのかというと
変化することが、大変だという事がわかっているから
周りが変わって欲しいと
自分本位に考えてしまうのです。


何も外的な圧力が掛からない時は
このように考える事でも
ひとたび、「不快」という圧力が掛かったときに
人はストレスを感じ、嫌な気持ちになったとき


本人に、その事について
「情熱」と、「誇り」が備わっていた場合
「なめられっぱなしは趣味じゃない」とばかりに
その怒りのエネルギーを、作品の質として昇華する事があります。


これが「不快」が、「創作」に変わる瞬間であり
この「不快」さから、脱出するために
自己を高めて、乗り越える瞬間でもあります。









[本日のポイント]




  不快さが 飛躍の原動力にもなる







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。








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【2007/08/21 14:28 】 | 齋藤孝 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
齋藤孝  「天才になる瞬間」  2日目

“記憶”から“創造”を生むとは?







おはようございます。 
今週は、齋藤孝さんの 、「天才になる瞬間」 を特集いたします。






「天才になる瞬間」  P32から引用





悪魔のように細心に! 天使のように大胆に!





                         引用ここまで




{ 解釈文 }




齋藤孝さんの言葉をまとめれば・・・




「悪魔のように細心に! 天使のように大胆に!」


この名言を残したのは、映画監督の黒澤明。
黒澤監督は、この言葉を表題にした著作の中で


「誰の言葉か忘れたけれど、僕の好きな言葉でね
 これを僕は、仕事をするときのモットーにしている」


と、記していますから、黒澤作品の根底にある発想が
「悪魔のように細心に! 天使のように大胆に!」
という言葉に凝縮されているのは事実でしょう。




「悪魔の細心さ」 というのは、言い換えれば
「緻密な計算」 ということ。
監督は著書の中で、こう告白しています。


「僕は若いとき、ノートを片方において本を読んだものです。
 そこで感じたもの、感動した事を書き留めてゆく。
 そういうノートがずいぶんあって、シナリオで詰まると
 それを読んでいく。するとどこかに突破口がある。
 セリフ1つにしてもそこからヒントを得て書いていった」


心を動かされた言葉やエピソードを
逐一ノートに書き留めておいたからこそ、黒澤監督は
“記憶” から “創造” を生むことができたのです。




そして、下積みの助監督時代に
膨大なシナリオを書いていたのも有名。


「1日に1枚しか書けなくても、1年かければ
 365枚のシナリオが書ける。
 私はそう思って、1日1枚を目標に
 徹夜の仕事のときは仕方がなかったが
 眠る時間のあるときは、寝床に入ってからでも
 2,3枚は書いた」


量的な蓄積が質的な変化を起こすという現象は
スポーツに限らず、知的な作業にもいえることです。





というような事が書かれていました。






細心の計算と、量的な蓄積、そして大胆なアプローチ。


バランスを考えに考えて、必要な事を積み重ね
必要なときは、大胆に攻めてゆく(それも計算の内)


黒澤作品の、奥深い魅力の秘密は
このような絶妙なる、バランス感覚にあるのかもしれません。


そして、このバランス感覚も
「悪魔のように細心に! 天使のように大胆に!」という意識と
毎日シナリオを書き続けたという
量的な蓄積によってもたらされていたのかもしれませんね。









[本日のポイント]




細心さと 大胆さの 大きなギャップが


    言葉にはならない 魅力になってゆく







本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


今日も皆様にとって


素敵な一日になりますように。








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【2007/08/09 12:01 】 | 齋藤孝 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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